【失敗しないLED選び】高輝度LEDと低輝度LED、どちらを選ぶべきか?

LEDビジョンやデジタルサイネージを導入する際、「高輝度LEDと低輝度LED、どちらが適しているか分からない」と悩む方は少なくありません。輝度(カンデラ/㎡)はLED選定の重要なポイントですが、シーンによって最適解は異なります。

この記事では、高輝度LED・低輝度LEDそれぞれの特徴と、選び方の基準をわかりやすく解説します。


目次

■ そもそも「輝度」とは?

輝度とは、LEDビジョンやディスプレイがどれだけ明るい光を出せるかを示す数値で、**「cd/㎡(カンデラ毎平方メートル)」**という単位で表されます。

  • 低輝度LED:1,000〜3,000cd/㎡程度
  • 中輝度LED:3,000〜5,000cd/㎡程度
  • 高輝度LED:5,000cd/㎡以上

※製品やメーカーによって異なりますが、目安はこのようになります。


■ 【比較】高輝度LEDと低輝度LEDの特徴

項目高輝度LED低輝度LED
使用環境主に屋外・日中・直射日光下主に屋内・夜間・間接光環境
輝度目安5,000cd/㎡〜最大10,000cd/㎡超1,000〜3,000cd/㎡程度
視認性晴天・直射日光でもしっかり見える明るすぎると逆に目障り / 屋内は適度な明るさで十分
消費電力高い低い
発熱量大きい少ない
コストやや高価比較的リーズナブル

■ 選び方の基準|どちらを選ぶべき?

【高輝度LEDを選ぶべきケース】

屋外に設置する場合
日中でもしっかり視認させたい場合
商業施設の屋上・道路沿い・駅前など、人目を引く必要がある場所
スポーツ施設・イベント会場など広範囲に見せる必要がある場合

直射日光下でも映像が見えない=広告効果ゼロ。屋外は基本的に高輝度が必須です。


【低輝度LEDを選ぶべきケース】

屋内で使用する場合(施設内・ロビー・エントランスなど)
夜間メインの用途(クラブ、バー、ホテル、劇場など)
近距離で見る用途(ショーケース一体型など)
目に優しく、落ち着いた空間を演出したい場合

屋内で必要以上に明るいと、目に負担をかけ逆効果。低輝度でも十分なケースが多いです。


■ よくある失敗例と注意点

【失敗例1】屋内に高輝度LEDを使ってしまい、眩しすぎる

→ 不快感・視認性低下・イメージダウンにつながります。

【失敗例2】屋外に低輝度LEDを使ってしまい、昼間見えない

→ 見えないサイネージは無意味。日中想定なら高輝度必須です。

【失敗例3】費用だけで判断し、用途に合わないものを選んでしまう

→ 適材適所が基本。安くても効果が出なければ本末転倒です。


■ 「中輝度LED」という選択肢も

最近では、屋外でも一部日陰・夜間運用が多い場合、**3,000〜5,000cd/㎡程度の「中輝度LED」**を選ぶケースも増えています。
消費電力・コストを抑えつつ、必要十分な明るさが確保できるため、導入効果とコスパのバランスを重視する場合におすすめです。


■ まとめ|用途に合わせた正しい輝度選びを

LEDビジョンやサイネージは、設置環境・使用目的に合った輝度選定が何より重要です。

用途推奨輝度
屋内1,000〜3,000cd/㎡(低輝度)
半屋外3,000〜5,000cd/㎡(中輝度)
屋外5,000cd/㎡以上(高輝度)

「とりあえず高輝度」「安いから低輝度」ではなく、環境に最適な明るさを選ぶことが、視認性と投資対効果を最大化するカギです。
導入を検討している方は、必ず専門業者に相談し、現場環境に即したプランを立てましょう。

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